ベンガル風魚カレー1
このレシピは、1999年8月24日から31日まで我が家に居候したサーランギー奏者、ドゥルバ・ゴーシュから教わりました。我が家にやってくるインド人演奏家たちは、ほとんど例外なく優秀な料理人でもあります。元々は東ベンガル出身家系のドゥルバもその例に漏れず、優秀でありました。
彼には2種類の魚のカレーを教わりました。今回はその第1回目。本来は淡水魚の煮込み料理ですが、日本のスーパーでは入手困難なので、タラを使いました。お汁たっぷりの淡泊なカレーです。まるで、みそ汁ぶっかけご飯のような感じで、どんどんご飯が進みます。
■材料(4人分)
●タラの切り身3、タマネギ大1 ●スパイスA・・・ターメリック大さじ1 ●スパイスB・・・ベイリーブ3~4枚、クローブ10粒、カルダモン10粒、クミンシード大さじ2 ●スパイスC・・・粉唐辛子大さじ1(好み)、コリアンダーパウダー大さじ1、すりおろしニンニク小さじ1、すりおろししょうがおおさじ1
■製作手順
- 下ごしらえ・・・タラの切り身はターメリックと塩をまぶしておく。
- 鍋にサラダ油を入れ熱してきたら薄切りのタマネギを炒める。
- タマネギ全体に油がまわったらスパイスBを投入して攪拌する。
- スパイスの香りがたってきた段階で、カップ3ほどの水を投入する。
- 煮立ってきたらスパイスCを投入。辛みの調整のためここで粉唐辛子を追加してもよい。
- 塩を投入して、加減を確認する。
- クミンパウダーを小さじ1程度、投入
- 下ごしらえしてあったタラの切り身を投入して2分ほど煮る。
- ご飯の上からしるしるのタラカレーをぶっかけ、その上に、あればコリアンダーの葉をパラパラと振りかけて完了。