めんこい通信2008年4月3日号

 ええ、バーンスリーのHIROSです。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
 この通信はBCCでお送りしています。こういうものは不要だ、という方はご連絡下さい。この通信は皆様の生活向上にはほとんど役に立たないと確信していますが、ふとお時間のあいたときにでもご一読下されば幸いです。
 さて今年もあっという間に花見の季節になってしまいました。こういった不定期のどうでもいいような通信のスタイルは、いくらでも怠けられるという点が好ましい。1月は静岡なとで演奏がありましたが、2月は絶体絶命的ヒマ、3月半ばまで基本的に同じ状況でありました。後半は山形で父の1周忌を敢行したり姪の結婚式に参加したりなどファミリー・アフェアがありまして、じゃっかんのさざ波はありました。
 しかし気分的にも収入方面関係においてもヒマ状況であることは変わりません。そんなんでどうやって食べているのだ、というご質問が稀にあります。われわれにも不思議ですが、なんとか生き延びています。まあ、それなりにうまいもんも食べています。食べたうまいもんを具体的に表明してしまうと、けしからん、という人もいるやもしれないのでここでは触れません。シューニューに応じた摂食規制はまったくなく無原則的食生活のせいか、デバラ傾向にも変化なしです。もっとも、食品添加物のコワサが書かれた『食品の裏側』という本を読んでからは、加工食品の摂食はめっきり減りました。もとより、農薬入りギョーザを含め冷凍食品はこれまでも食べていなかったのですが。不気味なガソリンの値段も車のないこちとらはてんで関係ないし。ただ、年初から始まった株価暴落によって小額ながら数社のカブヌシなので含み損が増大してちょっとめげています。
 というように、とってもヒマなのでだらだらと読書の日々なのでした。

この間に読んだ本

 以下がこの冬に読んだ本です。ジャンルもテーマも新しいのも古いのも二度読みもありグチャグチャです。 『お坊さんだって悩んでる』(玄侑宗久)、『草の根軍国主義』(佐藤忠男)、『食の堕落と日本人』(小泉武夫)、『食品の裏側』(安倍司)、『西洋音楽史』(岡田暁生)、『セル/上下』(スティーヴン・キング)、『第三の脳』(伝田光洋)、『たまたま地上にぼくは生まれた』(中島義道)、『知の編集術』(松岡正剛)、『ドストエフスキー』(亀山郁夫)、『ナイロビの蜂/上下』(ジョン・ル・カレ)、『日本人の宗教とは何か』(山折哲雄編著)、『日本人のゆく浄土』(山折哲雄)、『眠れない一族』(ダニエル・T・マックス)、『美人の時代』(井上章一)、『ヒンドゥー教徒の集団歌謡』(田中多佳子、未読了)、『ペインテッド・ハウス』(ジョン・グリシャム)、『ホーキング、宇宙のすべてを語る』(スティーヴン・ホーキング)、『丸山眞男 音楽の対話』(中野雄)、『美空ひばりと日本人』(山折哲雄)、『無実/上下』(ジョン・グリシャム)、『モーツァルト 天才の秘密』(中野雄)、『ローバー、火星を駆ける』(スティーヴ・スクワイヤーズ)、『ワンダフル・ライフ』(ステイーヴン・ジェイ・グールド)。
 これら以外にも漫画やトイレ用軽い読み物も含まれるので、いかにヒマかがお分かりになると思います。

これからの出来事(4~5月)

 2月には、4年間バーンスリーを習うために我が家に通ってきた井上想青年も本格的修行のためにインドへ旅立ち、現在元気に勉強しているようです。
 1月からの私的トピックは以下。58歳を機に誓った禁煙は3日で挫折。江戸の小島夫妻が愛娘と来宅、音楽研究者村田さんに誘われてジャズ・ライブへ、ポーアイ寄席で「ちりとてちん」を鑑賞、近江八幡のお寺でライブ、山形除雪帰省、村田さん・ターラー(バーニャカオダに感動した若い日印混血美人女性)来宅、山形一周忌帰省、姪の亜矢子ちゃん結婚式。久代さんは相変わらず10.6生活(10時間睡眠缶ビール6本)を保持しつつ、ロンリー・プラネットの翻訳に忙しい、ように見えます。ビール代以上はシューニューがあるようです。4月からは分厚い「インド編」が始まるようで、ワダスも応援に駆り出されつつあります。
 99年以来使われてきたCAP HOUSEがこの4月から改装のため使用できなくなり、CAPはポートターミナルのQ2に一時的に移動します。3月31日はそのCAP HOUSEでの最後の花見宴会でありました。
 新しいCAPの活動拠点は、
650-0041 神戸市中央区新港町4-3上屋Q2
T&F 078-959-7707
 4月14日に、大規模家具店IKEAがオープンします。これまでの散歩はイズミヤまででしたが、これでまた距離が稼げそうです。
 4月からは、これまで通っていた龍谷大学に加え、大谷大学でもジュギョーをすることになり、毎週月曜日と火曜日は外出を余儀なくされますので、絶対ヒマとはいえなくなりそうです。

■4月8日(火)13:00~/目病み地蔵奉納演奏/仲源寺、京都/七声会:聲明、HIROS:バーンスリー
 毎年恒例の奉納演奏です。10月に英国公演がほぼ決まっている七聲会の演奏もあります。

■4月12日(土)17:00-/天藤建築設計事務所花見/護国神社、神戸
 友人の天藤さんとこの花見ですが、散っているのではないかと心配です。メインは飲み食いではありますが。

■4月21日(月)19:00~/HIROSインド音楽連続講座「第1回、朝のラーガ」/堺町画廊、京都
 4回シリーズの第1回目。デモ演奏とワークショップを行う予定です。堺町画廊は京都市内堺町御池下がるにある小さな町家のギャラリー。10人も入ればいっぱいになりますので、ご希望の方はご予約下さい。料金2,000円(未定)、電話/075-213-3636

■4月28日(月)/HIROSインド音楽連続講座「第2回、午後のラーガ」/堺町画廊、京都

■4月30日(水)19:00-/上田益アルバムレコーディング/ジーベック、神戸

■5月10日(土)、11日(日)/ガムラングループ「マルガサリ」イベント
---ワダスにも「何かやれ」と言われていますが、何をやらされるのか不明です。でもきっと、ヘンチクリンでおもろいものになると思います。詳しくは、http://www.margasari.com/

■5月22日(木)/法然上人800年遠忌記念コンサート「響流十方」/知恩院、京都/おおたか静流:歌、クル・ブーシャン・バールガヴァ:タブラー、岡野裕和+廣田昌世:コントラバス、石濱匡雄+2:タンブーラー、HIROS:構成・バーンスリー/入場料1,000円/チケット問い合わせ:(株)グリーンズ 電話06-6882-1224
---おおたか静流さんの素晴らしい歌も魅力的ですが、われらが聲明グループ「七聲会」に知恩院のお坊さんも加わり、総勢40名のお坊さんたちが参加予定です。聲明の魅力をたっぷりと味わうことができますので、ぜひおいで下さい。1000円というのも安いですよ。

■5月23日~29日/マンディ・サマサマinジョクジャカルタ/ジョクジャカルタ、インドネシア
---昨年、CAP HOUSEで行った「マンディ・サマサマ」のジョクジャカルタ版。国際交流基金の助成が得られたので、ガムランを救えプロジェクトのメンバー14名が渡航して現地のアーティストと交流を行います。トリ・インフルエンザがちと不安ではありますが、どうなることか。

■5月31日(土)13:00/埼玉ヨーガ禅道友会30周年記念式典/さいたま市民会館うらわ、埼玉/堀之内孝二:シタール、龍聡:タブラー、HIROS:バーンスリー