メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

6月17日(月)  前日  翌日
 12時10分前にエリカが来た。週末、彼女がモレーリアでどう過ごしたか、我々がこの3日間何をしたかを話すことからレッスンが始まった。ボクシングの試合の時に騒々しい音を出していた鳴り物は、マトラカという名前で、もともと子供のガラガラオモチャだったとか、そんなこと。
 今日のトピックは、所有代名詞、動詞の不規則活用の例、英語のbe going to ~に当たる表現など。練習問題に答える形で進んだ。久代さんは、ワダスが日記を書いたり練習したりしている間、テキストを読んで宿題も済ませている。ワダスよりも真面目に取り組んでいるので練習問題につっかえず答えることができるが、ワダスは男性女性、単複の形を忘れつつあるので難しい。真面目にやらなきゃ。
 エリカが「いつか、近くのLa Tiendita Verdeでコーヒーでも飲みながらのレッスンはどうですか」と申し述べる。彼女は我々を外に連れ出してレッスンしたいという願望があるようだ。ということで、明日もし晴れていたら店で待ち合わせをしてレッスンということになった。
 レッスン後、空模様が怪しかったが例によってスーパーへ徒歩で買い出し。ビール12本、七面鳥ソーセージ、ベーコン、ほうれん草、パン、バター、プリン、唐辛子のピクルスの瓶詰め、白身魚、冷凍エビ、「カラテ」という名の豆菓子、イワシのトマト煮缶、ズッキーニで締めて442ペソ(2652円)。6本49ペソと書いた特売ビール売り場で買った瓶入りビールは、レジで59ペソとなっていたので係員にどういうことか聞いた。係員の男はワダスをビール売り場まで連れて行き、そのビールが確かに6本59ペソで売られている、49ペソのはこれだ、と示した。「しかし特売コーナーで49ペソと書いているではないか」というようなことをたどたどしく訴えると「49ペソの商品を動かしてしまったらしい」という意味らしい釈明をする。「だったら何故特売ビールをあそこに置くのだ、値段で購入する人たちは我々のように誤解するではないか、これはあなたたちのミスなんだから49ペソにすべきだ、ゼニ返せ」というようなことを話そうとしたが、悲しいことに今のスペイン語能力では無理だった。
 コンビで帰宅した途端、雨が降ってきた。ラッキーSuerta!。


 早速マッシュルーム、玉ねぎ、ほうれん草の炒め野菜の付け合わせ、白身魚のムニエルでランチ。冷凍のため水っぽく味の主張の乏しい魚だったが、まあまあ満足のランチだった。デザートとして洋梨、マンゴー。久代さんはさらに七面鳥のソーセージをビールで流し込む。「いつもソーセージばかり食べているように思われるから、ソーセージとは書くことならず」と久代さんは申し述べるが、事実だから仕方がない。
 というようなわけで、今日は特筆すべきことは何もない。というか、これからもこういう感じで進んでいくのではないかと予想される。

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