メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

4月30日(火)  前日  翌日
 6時半起床。ハムエッグ、トースト、コーヒーの朝食。
 12時を10分過ぎてスペイン語の先生エリカがやってきた。家の中は寒いので今日も芝生に座った。


 今日は教科書のレッスン1を中心とした授業。彼女の使っている教科書は英文なので、外国人向けに作られたものだろう。レッスン1になり、文法はそれなりに理解できるとはいえ、動詞も加わり、覚えるべき単語が増えてきたのでなかなか追いつけない感じだ。学校、ホテル、市場での会話の例文を読んだり、単語を入れ替えて練習する。途中でヨガのポーズをとってリラックス。エリカは、今夜セントロで有名なヨガの先生のクラスがあるけど参加しないかという。実はインドにいたときヨガを習い、日本でも一時期教えていたことがある、と言ったら、ああー、マエストロだったんですね、とエリカ。ま、ワダスのヨガはかなりインチキだったけど、フランス系メキシコ人女性にわざわざ習いに行くというのはちとためらうのでした。
 家にあるもので簡単な料理を作ってランチ。じゃがいも、玉ねぎ、トマト、食用サボテンのノパルを炒めて卵でとじた、ま、スペインオムレツもどきと、七面鳥のソーセージ、レタス、トマト、オリーブのサラダ。
 夕方、近所を散歩。まずハニツィオ島行きの船着場へ行ってみた。10月31日からの死者の日にはごった返す人出なんだろうが、民芸品やレストランが立ち並ぶ通りは閑散としていた。ハニツィオ島へ行ってもいいかなと船着場の切符売り場に行くと、島から戻ってくる船の最終が6時半だとわかり断念。いかにも庶民が乗るようなボロい船なのだが、70ペソ(420円)と料金が意外と高い。こうしたことを尋ねる人たちは英語は全く話さない。わずかな単語を並べただけなので、当たり前だけど、すんなりとこういうことが分かったわけではない。我々のスペイン語はまだほとんど用をなさない段階なのだ。
 船着場から裏道を歩き、ラサロ・カルデナス元大統領の大きな銅像のある広場に出てダラダラと歩いた。我々のようになんの用事もなく歩く人はほとんど見かけない。散歩の習慣というのがないのかもしれない。1時間半ほど歩いて7時半ころ帰宅。久代さんがビールを飲みつつ今日のレッスンの復習するのを見ながら、ケソ・チワワとかぼちゃの種をつまみつつメスカルを飲む。10時頃ベッドに入る。

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