メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

5月2日(木)  前日  翌日
 8時起床。
 12時、エリカがやって来た。昨日の復習をちょっとやってから、来週火曜日からの彼女の休み中に我々がどこへ行くべきか、どうやって行くかの話になった。エリカは、ここから近いウルアパン、ツィンツンツァン、エロンガへの行き方を教えてくれた。
 ウルアパンはパツクアロよりも暖かい場所で、滝のある公園や水泳のできるプールのある公園があるという。バス停は近くにあり、行くのは難しくない。小林さんとミチコさんが言っていた紡績工場跡の着物展に行くのもいいかもしれない。
 ツィンツンツァンとはハチドリの場所という意味。プレペチャ族の寺院や博物館「ヤカタ」、スペイン人が植樹した大木のある教会、町の近くには円形のピラミッドなどがあるという。
 エロンガは小さな町で、中央広場付近に安くて美味しいレストラン「ドーニャ・マルグ」、トルティーヤにチーズを挟んだケサディーヤのうまい店、有名な画家の壁画、街全体を見下ろす展望台などが推薦だ。エリカは、モレの乗ったケサディーヤのところにハートマークを2つつけていたので、彼女のお気に入りなんだろう。
 エリカが熱心に説明してくれているうちにすでに1時間経っていた。なんだか雑談が多くなってレッスンが進まない。
 テキストに戻って復習。市場でのやり取り、動詞serの活用、野菜の名前など。上下中の言い回し。arriba, abajo, al centro y padentro。上、下、真ん中、そして中へ。人々がよくやるビールを飲むときの掛け声だとう。テキストの5ページ分の予習が今日の宿題。「来週の月曜日ね」とエリカが帰っていった。
 今日は家にあるものでランチ。バチェの庭にあった緑の葉っぱ、玉ねぎ、にんにく、トマト、ツナ缶を炒めたものに水を入れて煮、それにマルチャンラーメンを投入。他に生ハム、昨日持ち帰ってきたトルティーヤの残りなど。


 6時ころ近所を散歩。自然食レストランTiendita Verde(緑の店)をようやく見つけたがしまっていた。店ではない入口から入ろうとしたら小さな犬に吠えられた。途中の小さな店でビール6本、カラムーチョのようなスナック、ペプシコーラを購入。全部で125ペソ。
 帰宅して、久代さんは洗濯。ワダスはインド音楽の説明をスペイン語で書く。もちろんそんな能力はまだないので、一文ずつグーグル翻訳し、それをバチェとマルタに見て直してもらった。ワダスのマックの画面を見て直してもらったのだが、バチェが印刷しようという。そんなことできるの? と聞くと、プリンターが無線で繋がってるからできるという。マルタが「日本語も書いてあるのは記念になるので私もプリントアウト欲しい」と2部印刷した。バチェが自然に読んで3分5秒かかる文章を全て暗記することが目標。ま、無理かな。
 10時、ベッドで町山智浩の映画塾!「シンドラーのリスト」を聴きつつ就寝。

---やれやれ日記

昨日、家の外壁をアリの長い列が上っていくのを見たの。雨季が近いってことよ。もう1週間か2週間するときっと雨が降る。乾季が終わって雨が降ると、緑がよみがえってそれは美しいんだから、とエリカ先生。

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