メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

5月20日(月)  前日  翌日
 今日は一服の日。タカンバロ小旅行でけっこうなゼニを使っちゃったので、家でおとなしくすることにした。
 昼過ぎに買い物がてら近所へ散歩。冷蔵庫には牛肉が入っているのでそれを焼いて食べようか、などという話をしながらドン・チュチョの店界隈まで歩く。この辺はタコス屋が連なっていてすでに3軒で食べた。この間ケサディーヤを食べた店ではすでに店じまいの準備中だった。ここが夜になるとエスパルタの「この界隈では一番のタコス屋」に変わるのか。何時からだろう。
 以前に入った店のアンチャンが「オラ」と挨拶する。家で料理するつもりが、もうこの辺で食べてから追いランチで牛肉を食べようと摂食計画が微妙に変化する。というわけで結局、客で賑わっていたトルタ屋で食べることにした。まず隣のドン・チュチョでビール2本30ペソ(180円)を買う。ドン・チュチョの店の写真を撮った。この有名な店は表に看板も文字表示もないので知らない人は通り過ぎてしまうだろう。


 トルタとは、パンにいろんな具材を挟み込んだメキシコ風ハンバーグのこと。入ったのは「ラ・エスタシオン」(駅)という店。一坪ほどの店内では女性二人がまな板の上でパンを広げ具材を挟み、店主らしいオッサンが注文と会計をこなしていた。ステンレスの細いカウンターを前にして労働者風の男たちや近所の人たちが黙々と食べている。人気の店に違いない。


 久代さんがチキン・チーズ・トルタ、ワダスがパストール・トルタ。どれもなかなかの味で大満足。一人で30ペソで合計60ペソ(360円)。今度は別の具材も挑戦してみたいなあ。


 ドン・チュチョに隣接した果物屋でパパイヤ、すもも、にんにく、唐辛子1個を買う。45ペソ(270円)。というわけで、今日の出費合計は135ペソ(810円)。
 家からドン・チュチョあたりまで往復するとほぼ1時間かかるので散歩コースとしてはちょうどいい。
 戻ったのは3時頃。マリナからメッセージが届いていた。タカンバロでのワダスのコンサートは6月1日(土)になったとのこと。場所はモリノの上の宴会場のようだ。PAも用意してくれるらしい。
 久代さんが、きゅうり、ベーコン、茹でたジャガイモとビールの追いランチ。ワダスもちょこっとつまんだ。
 レッスンがなかったので我々のスペイン語の単語はどんどん剥落してきた。明日のレッスンは前にやったことを再び勉強することになるのかな。
 退屈なのでYouTubeの「Mondo TV麻雀名人戦」を見始めた。まずい。こんなのを見ていたら神戸での生活と変わらなくなる。即座に消して代わりにVideo News、お笑い、デモクラシー・タイムズなどを見つつ夜は更けていくのでした。ま、これらもほとんど神戸での生活と違いはないのだが。
 10時前に就寝。

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