メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

5月26日(日)  前日  翌日
 今日は買い物以外、何の予定もなし。一昨日の雨以来、それまでほぼ毎日快晴だった空に雲が見えるようになった。外に出ても涼しく感じられる。不思議なことに、室内が前よりも暖かい。この家に住み始めた頃の早朝の震えるほどの寒さが嘘のようだ。ワダスが日記に「寒い、寒い」と書いていたので家主のバチェが「ストーブ持ってこようか」と言ってくれたほどだったのに。ところで、バチェは毎日ワダスの日記を読んでいるようだ。Google翻訳とかで読んでるんだろうが、ちゃんと読めるのかなあ。バチェ、読めてるんだったら返事してね。


 1時過ぎに家を出た。外は暑いものの雲に遮られて日が陰ると途端に涼しくなる。日曜日だからか、何かの祭日なのか、ドン・チュチョのあたりには普段見かけないタコス屋が軒を接して並んでいた。客もたくさんいて賑やかだ。


 坂を上りきっていつものスーパーBodegaで買い物。今日は外食せずに家で食べる予定にしていた。買ったのは、マッシュルーム4個4ペソ(24円)、タマゴ12個23ペソ(78円)、トマト3個7ペソ(54円)、メロン1個16ペソ(96円、安い)、ビール12本102ペソ(606円、安い)、食パン33ペソ(198円)、エビ25匹ほど52ペソ(312円)、ツナ缶9ペソ(54円)、ブロッコリ13ペソ(=78円)、米900g23ペソ(138円、安い)、プリン4個18ペソ(108円)、香菜1束6.5ペソ(39円)、洋梨1個10ペソ(60円)、お菓子7ペソ(54円)、しめて323ペソ(1938円)。
 結構な荷物を背負ってコンビで3時過ぎに帰宅。
 早速、リゾットを作った。オリーブ油を熱してニンニク、玉ねぎを炒め、それに生米を投入してしばらく炒めた後、塩、胡椒で味付けする。さらにマッシュルーム、人参、ジャガイモ、ツナ缶、ピーマン、ブロッコリを投入しお湯を注ぎしばらく煮る。鍋のせいか、お湯が足りなかったせいか米が底にへばりついたものの、なかなかのリゾットに仕上がった。最後に刻んだ香菜を散らし、ライムを絞って完成。おかずとして、ニンニク、エビ、ピーマン、マッシュルーム、ブロッコリを焼いたもの。これが我が家の本日のランチだった。結構な量だった。


 6時、近所の散歩。定例の船着場へ行くと、かなりの人で賑わっていた。満員の客を乗せたレチャも何隻か発着した。ミュージシャンたちも東屋で演奏している。西の夕空に灰色の薄い雲が陽光を遮っているせいで、秋のような涼しさだった。


 船着場から帰途に着く。途中でコーラを買おうと思っていたが、いつものホルヘの店は閉まっていた。我が家を通り越してウエコリオの方まで足を伸ばした。いつもは門が閉まっている街道筋のキャンプ場の奥の敷地に車と人影が見えた。薄暗くなった牧場の一角で一頭の馬が草を食べていた。
 7時半に帰宅。今日もこうして日が暮れる。明日からまたスペイン語のレッスンだ。そして今週末はタカンバロでコンサート。どうなることか。

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