バーンスリーによる北インド古典音楽演奏、アジア音楽プロデュース、聲明公演プロデュース

5月28日(火)　　前日　　翌日
　今日も12時から2時までは暇だが、かといってまとまってどこかへ行くということはできないので、いつものように船着場あたりに散歩に行った。雨季が近づいているせいか曇り空でときおり風もあり、歩くのは実に気持ちがいい。
　行ったのは静かな入り江になっているサン・ペドリト船着場の方。土産物屋はちゃんと店を開けているが、今日は見事にほとんど人気がなく、停留しているレチャが1隻だけ。見たのは小さな女の子と母親だけだった。別の船着場へは寄らずそのまま帰宅。我が家とサン・ペドリト船着場を往復して約1時間の散歩だった。帰ってからメロンの残り半分をワダスだけが食べた。日本では考えられない贅沢だ。
　2時半、エリカがやって来てレッスン。まず、メキシコ版ビンゴのロテリア。動物名を読み上げ、自分のボードの上に読み上げられた動物があればその上に紙でできた粒を置いていく。全ての絵柄に粒が置かれたら勝ちというゲーム。

上/ロテリア　下/エリカの動詞の語尾変化早わかり表

　次にいよいよ動詞の語尾変化と活用。慣れれば大したことはないかもしれないが、単複代名詞で変化するのでいちいち考えないとすっと出てこない。彼女がノートに書いてくれた変化表を見ながら進む。今はまだ現在形だけだが、未来形とか過去形になるとまたまた面倒になるだろう。まったく、記憶力減退著しいこの歳で外国語を習うのは簡単なことではないとつくづく思う。とはいえ、じわじわと表現の幅が広がっていくのはなかなかに楽しい。宿題もたくさん出た。明日しよう。
　レッスン後、買った米がまだ余っているのでまたしてもリゾットを作った。一昨日よりはぐっと上手くなった。ベーコン、玉ねぎ、にんにくを炒め、そこへ刻んだ緑の唐辛子を1個、米も炒めて、ジャガイモ、トマト、人参、ブロッコリ、エビを加えて煮たリゾット。前回は投げやりに作ったが、今日はネットのレシピを見てやってみたら上手くいった。メキシコの米は粒が小さく、煮るとニチャニチャになるのが難点。このニチャニチャをどう避けるかがポイント。熱い湯を小分けにして継ぎ足し、途中で混ぜたりしないのがいいようだ。

　バチェの家にある木や花の写真を撮った。紫陽花が綺麗に咲いている。前庭の芝生や母屋周囲にある様々な花、サボテンは美しい。これを維持するのはなかなかに大変で、ときどき絵の弟子のオミが水やりにやってくる。ワダスも気が向けば庭に水を撒くようにしている。

　8時、まだ明るい道をウエコリオ方面に散歩。小さな商店でビール100ペソとスターフルーツ1個、玉ねぎ2個4ペソ購入。今日の出費はこれ以外に昼の散歩の時に買った48ペソのタバコだけなので合計102ペソ(612円)。

---やれやれ日記
メロンは私はアレルギーでダメなのだ。パパイヤ、マンゴ路線を突っ走っています。そういえば昨日はサルサ・メヒカーナを作っている夢を見た。フードプロセッサーで作っているのだが (ということは日本?)、どうしてもうまくできない。なぜか玉ねぎやトマトやを大量に入れ過ぎていて、蓋を手で押さえて必死でカッターを回転させているのに全く細かくならない。難儀している夢だった。…目が覚めて、なんでこんな夢を見たんだろうと考えた。サルサ・メヒカーナを作ってみようと思ってはいたところではあったとはいえ。

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