メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

6月20日(木)  前日  翌日
 朝、ベッドサイドに置いていた腕時計が止まっていた。去年、タカンバロに行くためにダイソーで買った安時計だった。電池は1年もたないということだ。こっちで電池交換したものか迷うなあ。時計自体が安物なので、電池を入れ換えると本体よりも高くなるかもしれない。日本からは電波腕時計も持ってきているが、メキシコは時刻合わせの電波がないので日本時間のままだ。とっさの時に間違う恐れがある。メキシコで新しい、しかもムッチャ安い時計でも買おうか。

上/メキシコ時間に合わせられない電波時計 下/電池切れのダイソー時計


 バチェとマルタは土曜日のギャラリーオープンで忙しそうだ。今日も午前中から出かけた。
 レッスンは旅行代理店での会話から。メキシコシティーからミチョアカンの1週間のパック旅行の話。例文では列車で旅行するとなっていた。夜7時半にメキシコシティーを出てモレーリアに翌日の朝7時に着く、という設定。現在は不可能になってしまったが、かつては列車で旅行できていたのだ。また「パツクアロは寒いよ」とも出てくる。
 今日はいよいよ過去形に入った。これがまたまた変化が悩ましい。現在、過去、未来まで一通り習ったことになるが、スラスラと文章が出てくるのはまだ遠い先のことだ。単語数も増やさないと。週末3日間の宿題はテキスト10ページ分と大量だった。まず「この・あの〜、ここ・あそこの〜」など。これも男性女性単数複数で変化するので結構厄介だ。普通スペイン語の名詞はaで終われば女性形、oで終われば男性形なのだが、例外もある。性の判別が難しい単語に「この・あの〜、ここ・あそこの〜」をつける問題では、知っている単語でもいちいち辞書を引く必要がある。目がシバシバしてきた。
 レッスン後、程なく激しい風。空が暗くなり今にも雨が来そうだ。洗濯したジーンズとタオルを急いで取り込む。
 残り物でランチ。イワシのトマト煮缶詰、ズッキーニ、玉ねぎ、トマトを煮てスープ・パスタ。最後にチーズをかけた。なかなかにうまい。


 今にも降りそうだったが、いつの間にか空が明るくなったので、買い物がてらの散歩に出た。目的地はボデガ・スーパー。特売ビール12本98ペソ、お菓子、ミルク、チーズ、マンゴ、ティーバッグ、米、コーヒーなど、全部で337ペソ(2022円)

特売ビール6本パック49ペソ(294円)と安い

。通常はここからコンビに乗って帰宅だが、歩いて帰ることにした。途中、ドン・チュチョで聞いた。「靴べらは売ってる?」店主の親父が笑って応えた。「ははは、ないよ」。この店はなんでも売ってそうだったので聞いてみたけど、靴べらなんてないか。住宅街を歩いていると、トラックに乗った少年が後ろの窓ガラスからこちらを見ていた。父親に連れられてきたのだろうか。


 結局雨は降りそうで降らず。夕焼けが美しいので門に出て撮影。


 宿題をしているうちに寝る時間が近づいた。

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