メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

6月30日(日)  前日  翌日
 12時15分に家を出てコンビでセントロへ。昨日の日記を書ききれていないのでどこかカフェで書こうと思ったのだ。人々で賑わう小広場から大広場への途中の「ミチョアカン1番」のカルニタス屋La Plazaでまずタコスを食べた。相変わらず大繁盛で、店の外にも列ができていた。


 そこから大広場を抜けようとしたら、一角で何か伝統的な踊りをやっていたので見に行った。グループダンスのコンテストのようだった。白いヒラヒラしたドレスに真っ赤なショール姿の女性数人と男二人のグループだった。テーブルには審査員たちが座っていた。踊りのスペースを大勢の観客が取り巻いていた。


 次のグループを待たずにそこを離れ、以前ワダスのライブをやってくれたカフェ・ハカランダへ行った。このカフェは入り口から奥まった場所にあり、なんとなく閉じられた感じになるのであまり来ることはなかった。入り口でパブロが通行人に店のチラシ配りをしていた。
 久代さんがビールのモデロ・ネグロ、ワダスがラテを頼んだ。テーブルにPCを広げて日記の続きを書いた。店内ではタバコが吸えないので入り口へ行き、パブロと雑談。
「タバコを吸うんだったら奥の部屋がいいよ。前に行ったことがあるよね」


 というわけで、天井のある中庭から奥の露店のテーブルに移った。ついでにビールをもう一本頼んだ。勘定は98ペソ。一通り日記も書き終えたので店を出て小広場の角にある屋台でミチョアカンのお菓子を購入。セロファンに包んだ細長い棒状のお菓子4本で70ペソ(420円)。途中でココナツ菓子を齧って歩く。かなり甘いがなかなか美味しい。似たようなお菓子がインドにもあったことを思い出した。


 なんとなく怪しい空模様だったが、雨が降るところまで歩くことにした。ボデガ・スーパーまで来たのでついでに買い物。ビール6本、パン、カラムーチョもどき菓子、コンソメキューブ2箱で135ペソ(810円)。ということで本日の出費は、往復コンビ代、タコス、カフェ、お菓子、買い物で合計383ペソ(2298円)。
 コンビで帰宅。ほうれん草、トマト、ズッキーニ、玉ねぎ、香菜、ピーマン、ニンニク、ベーコンと細いパスタの入った野菜スープを食べてランチ兼夕食。ようやく日記を書き終えアップロード完了。写真が多かったので貼り付けに時間がかかってしまった。


 明日から7月に入る。なんとなく残りの滞在を考える時期かもしれないと二人で話し合い、次のような計画をぼんやり考えた。
 まずレッスンは7月いっぱいで終える。8月16日まで家賃は前払いしているので、8月に入ったら今の家をベースに数日宿泊の小旅行。16日以降は、スーツケースを大家のバチェに預かってもらい、30日のモレーリアの大学でのコンサートまで、ルートを決めてミチョアカン以外の場所を旅行する。モレーリアでのコンサートが終わったら、預けてある荷物を取りにパツクアロに戻り、矢作さんのいるハラパへ移動し、そこでコンサート。何日間かハラパ周辺に滞在の後、メキシコシティに戻る。シティの恵光寺でのコンサートも企画されるらしいので帰国日の9月9日までシティに滞在し、見逃した人類学博物館などを見学する。というわけで、小旅行と中旅行のルートや安宿の情報収集を7月中に行うと。

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