メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

7月2日(火) 前日 翌日

 今日のレッスンは昨日何をしたかの会話から、グアダラハラで雹が降り2mも積もったニュース、形容詞にmenteをくっつけて副詞にする、宿題の最上級の答え合せなど。テキストの残りがわずかになってきた。エリカにはレッスンは7月いっぱいにしたいと申し述べる。
 レッスン後、昨日買ってきた材料でランチを作りエリカにご馳走した。彼女は今日からセントロでの午後のレッスンがなくなったので時間が自由になった。レッスン後も付き合えることになったのだ。ベーコン、ニンニク、玉ねぎ、トマト、ズッキーニ、ジャガイモ、ツナ缶、香菜のリゾット、豚肉とマッシュルームの炒め、アボカドのわさび醤油というラインナップ。どれもなかなかうまくいった。ワインも用意していたのだが、彼女はアルコールは飲まないというので、瓶入りのオレンジジュースを近所の店から買ってきた。我々はワインを1本開けた。
 強い雨になって、キッチンで料理していると、コンロの背中の壁に水が落ちてきた。これまでなかった雨漏りだった。


 8月になったら旅行に出かけたいと言うと、彼女は「オアハカがいいですよ。メスカルも素晴らしいし、ここよりも暖かいし、物価も安い。特に海岸のビーチがいい」などと、ノートに書いたメキシコの地図を見せつつオアハカや南のチアパス州の魅力を力説。聞いているうちにオアハカいいかも、という気分になった。
 食事中、中庭が煙るほどの激しい雨になった。1cm程度の雹も落ちてきた。エリカはお金の問題がなければ行ってみたい場所は、スペイン、ポルトガル、イタリアだと話す。
 5時には雨が上がり、エリカが帰っていった。
 いつものように船着場に散歩に出た。サン・ペドリト船着場には少年3、4人が遊んでいただけで、他に人影が見えずひっそりしていた。そこからヘネラル船着場へ。それなりに人出はあるが、静かな雰囲気だった。


 帰り道の牛舎のあたりで馬3頭がのんびり草を食べていた。


 帰宅するとバチェが雨漏り部分を見にきた。「建築家に連絡しておくよ」とのこと。またしばらくして再びバチェが来た。
「インターネットが繋がってない。雷雨のせいだろう。二、三日で治るということだったが。本とか持ってる? 日本語の雑誌かなんかがあったはずだが。要らない? OK」
 たしかに帰宅してから日記をアップロードしようと思っていたが、全く繋がらない状況だった。
 テキーラの残りを飲んでいるうちに寝る時間。

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