メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

7月6日(土) 前日 翌日
 昼過ぎ、バチェとマルタがギャラリーに出かけて留守の間、オミが庭の手入れをしていた。終わって帰るところでビールに誘った。
 彼のブロークンの英語と我々のブロークンのスペイン語で彼についてわかったこと。
 パツクアロ市内の病院で生まれ4歳まで市内で育つ。両親が離婚し、二人の姉と共にウルアパンに近い町で小学校へ。一時パツクアロに戻り、グアナフアト州のレオン・デ・ロス・アルダマでしばらく働く。現在は銅の町サンタ・クララ・デル・コブレとパツクアロの間にある町に妻と二人の子供と共に住み、庭師の仕事をしながら、絵や詩を書く。自作の詩をリズムに乗せて披露もする。「みんな目先のことしか話さないけど、宇宙や原子について話せる人は少ない」と語る。彼は日常を超えたものに興味があるのだ。


 バーンスリーを見せると興味ありそうに手に取り、音を出そうとした。なんとすぐに音が出た。初めてバーンスリーに触った人が音を出すのは難しいのだが。「これ習うにはどうしたらいいの」「日本に来るかインドへ行くかだね」「そおかあ。難しいなあ」。


 食事がてらの散歩。エスタシオンのレストラン「ドン・プリシ」でタコス、ケサディーヤを食べる。ビールとチップ込みで115ペソ(690円)。おばさんがトルティーヤやゴルディタス・デ・ナタを売りに来たので1袋購入。3つで20ペソ(120円)だった。船着場では1つ5ペソだったのでちょっと高い。雨が降ったがすぐに止んだ。
 帰り道は例によって船着場。ハニツィオ島からちょうど船が着いたところだった。


 帰宅して宿題。ノートに宿題の答を書いた。テキストや辞書の文字が小さくて肩が凝る。

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