メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

8月6日(火) 前日 翌日
 朝の練習をしていると、パトリック、ヴェロニカ、咲子さんがバチェ宅にやって来た。マルタが咲子さんの顔の石膏どりをするというので、石膏に関しては専門家のヴェロニカが手伝いに来たのだ。マルタはヴェロニカは石膏を含ませたガーゼを咲子さんの顔に隙間なく貼り付けのを見ていた。彼女はエスパルタ始め様々な人の顔型をすでに取り終え、来年には展覧会をしたいと言っていた。その間、バチェとパトリックが立ち話をしていた。庭仕事に来ていたオミも顔を見せた。パトリックたちは明後日、ニューオーリンズに帰るという。

 


 1時過ぎに家を出て、オポンギヨへメスカルを買いに行くことにした。19日に訪ねる予定のテポストランの家住氏宅へ持っていくためだった。
 オポンギヨはエロンガの先にあるので乗り換えなしに行くにはキロガ行きに乗る必要がある。しかし、それがなかなか来ない。ウエコリオまで歩き、トペのある店の前でコンビを待った。天気が良いので外で立っていると暑いほどだった。家を出てからほぼ1時間ほどしてようやくコンビに乗れた。
 40分ほどでオポンギヨのバス停paradaに着いた。以前来た時には気がつかなかったが、ベンチがあるだけのバス停が2階建てになっていた。2階に上がる階段がない。どうやって上がるんだろう。それになんのために階段のない2階があるのか。ここまで来るとあたりはとても静かで、ものすごい田舎に来た感じだ。

 


 早速、坂を登ってレストラン「ハプンダルJaphúndaru」へ。駐車場には数台の車が停まっていた。ということは店は開いている。我々がある店をへ行こうとするとそれを察知した人々が慌てて店を閉める、というジンクスは外れたので一安心。


 店内にはすでに何組かの客が食事をしていた。静かな村だがこのレストランだけはよく流行っている。英語を話す店主らしい男がキビキビと注文を聞いたり食事を運んだりしていた。ここに来るのは今日で4回目。最初に来た時に応対してくれた気さくそうな青年も忙しそうに動いていた。我々を見ると覚えているらしく、やあ、と挨拶した。改めて店内を見てみるとコヨーテやタヌキ、ミミズク、亀など剥製や鉄砲などが飾ってあった。デレビではオーケストラをバックに人気歌手らしい中年の男が歌っていた。下に「DVD売ります」とあったので販売用のものを見せていたのかもしれない。
 テラスからの眺めは相変わらず素晴らしい。パツクアロ湖と背後の山、ハニツィオ島がよく見えた。


 我々が注文したのは、ビール、牛肉のグリルCarne Asadaとエビのにんにく炒めCamarones al ajo。薄くて脂身のない牛肉は硬いがなかなかに味わいがある。エビはにんにくがよく効いて美味しい。付け合わせは、ご飯、サイコロ状に細かく切ったジャガイモと人参のマヨネーズ和え、薄切りの玉ねぎとトマトと刻んだレタス、みかんの薄切りと2皿とも同じだ。これらとは別にトルティーヤと、油で揚げたパリパリのトスターダが山盛りでついて来た。トスターダはサルサをつけて食べる。勘定はチップ、メスカル1本230ペソ込みで600ペソ(3600円)。店を出たのは5時頃。
 パラダでしばらくコンビを待った。便数が少ないので滅多にコンビは通らないのだ。ようやくやって来たコンビに乗る。ほとんど満員だった。途中から乗り込む人たちも加わったので立つ人もいた。久代さんが「24人乗ってる」と乗客の数を勘定した。運転席を見ると燃料計がゼロを示していたが、運転手は気にするでもなく時速100k前後で走った。
 6時前に帰宅。9時頃にベッドへ。

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