メキシコよれよれ日記 (2019年4月12日〜9月10日)

7月29日(月) 前日 翌日
 週末ギターの町パラチョとタカンバロに出かけたので、日記を書くのが滞ってきた。何もない日は散歩や食事くらいで日記も短くて済むのだが、出かけると見聞きしたことや人々との接触で書くことが多くなる。毎日書くのも結構なプレッシャーだ。1日でもサボると、ただでさえパワフルな忘却力も相まって二日前の出来事を思い出すのが難しくなる。誰に頼まれたわけでもなく、ただただ我々の外部記憶化のために書いているものなので別に書き続ける必要はない。とはいえ3ヶ月休まず書いているのでここでサボってしまったらせっかく続けてきた習慣も無駄になってしまう。
 というわけで家の中で書くのは寒いのでセントロのカフェまで歩いて行くことにした。家を出たところでロープでつながれた馬が道端の草を食べていた。


 セントロは徒歩で約1時間。小広場に面した果物屋でアボカド2個購入。シーズンオフのせいか30ペソと高い。大広場の一部に物産展の商店が並ぶテントが見えた。


 今度の土曜日にワダスのライブがある「グラン・カラベラ」へ行ってみたが、月曜日は休みと出ていた。長居のできるカフェで思いつくのは「ハカランダ」くらいだ。「カフェ・ハカランダ」に行くと、ディエゴと奥さん、娘がいた。ブータンへ向かった妹のアナイから写真が送られてきたとディエゴが見せてくれた。バンコクへ出発するまでの間に撮った、成田空港近くの神社の写真だった。
 ビールを飲みつつ日記を書いていると、カフェの手伝いをしているパブロが自転車を抱えて店に入ってきた。ついでディエゴの妹のキッツィアも顔を見せる。彼らは奥の部屋で話し合いをしていた。
 ここでしばらく日記を書いてからどこかで食事をと考えていたのだが、ワダスは膨満感で食欲がない。1時間ほどカフェで時間を過ごし再び徒歩で帰ることにした。ここに来るまではいい天気だったが、空が次第に暗くなっていた。途中ボデガ・スーパーに寄り買い物。オリーブオイル、インスタントコーヒー、ベーコン、ミルク、カリフラワー、ズッキーニ、特売ビール、バターを購入(243ペソ=1458円)。エスタシオンまで来た時、空が暗くなり雷の音がし出したのでコンビに乗って帰宅した。
 久代さんが一昨日買った豚肉と玉ねぎの炒めものとカリフラワーの酢漬け(瓶詰めの唐辛子の酢漬けの汁に茹でたカリフラワーをつけたもの)を作ったのでちょこっとつまんだ。久代さんは相変わらず食欲旺盛だ。
 ようやく9時近くになって2日分の日記をアップロードし、今日の仕事は終わり。

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