CAPARTY vol.1

    概要

    日時:1995年10月28日(土) 主催:C.A.P. and XEBEC supported by ACTE-KOBE +ACTE-KOBE2
    協賛:TOA(株)、アサヒビール(株)
    協力:(株)ブラウニー、亀井純子文化基金
    会場:XEBEC (神戸ポートアイランド)
    入場料:500円(小学生以下、無料)

    主旨

     マルセイユとベルンから送られてきたお金の一部は10月28日にジーベックで開催された、関西の芸術家グループ「C.A.P. (代表=杉山知子氏)」のプレゼンテーションを兼ねたアートパーティー「CAPARTY vol.1」に使われました。
     C.A.P.では、旧居留地(神戸)に芸術センターを作りこの地区の新生を推進してゆこうというプランを行政サイドに投げかけていたのですが、多くの人にこの活動を知ってもらい意見を交わすためにこのようなアートパーティーをおこなうことにしたのです。
     この催しでは、1000人以上の一般の参加者からスライド作品を寄せていただき、また「芸術センターについて話そう」というテーマでシンポジウムがおこなわれました。
     C.A.P.と、神戸ポートアイランドで数々の先進的な音のイベントを開催してきたXEBEC(ジーベック)が手を結び、楽しくアートについて体験し、話し合えるOne Day Art Partyを企画しました。
     この催しは、神戸の姉妹都市マルセイユで、フランスの音楽家バール・フィリップス氏が行った、阪神大震災への義援イベント“アクトコウベ(ACTE-KOBE)”で集められた義援金をもとに、一日アートの展示、シンポジウム、パフォーマンス、パーティー等を、XEBECの屋内・外を使い、開催いたしました。

    ●Pachi Pachi 1000●

    1000人による1000枚のスライドインスタレーション、それが“Pachi Pachi 1000”です。約20m×15mの広さのXEBECホールで、12台のスライドプロジェクターを使い1000人のスライド作品を投影、インスタレーションは、C.A.P.のメンバーによって構成しました。

    ●シンポジウム[芸術センターについて話そう]●

     全国で、様々な芸術文化活動を行っている方々によるトークセッション。実際の活動体験に基づいた考えを聞き、参加者からの意見も交えながら、問題点や展望・施策などについて考えました。また、それらの方々の活動報告書、資料等を展示。

    ●パーティー + パフォーマンス●

     より多くの人が出会い、話せる場にしたいと考え、ドリンク主体のパーティーを開催しました。また、ゲストによるパフォーマンスも行いました。 Performance A 能楽小鼓演奏/久田 舜一郎(大倉流 Performance B ドライヴィングパフォーマンス RG:DRIVE VIBRATION SOUND SYSTEM[ 濱地 靖彦/中瀬 由央 ]車内に高出力の音響システムを搭載し走行音を強化・強調したドライブ。一度のドライブの搭乗者は、メンバーと観賞者の4名のみである。 Performance C 反動力音楽「ジョニー」/95年初め、片野 満・西松 鉱二を中心に結成されたライブチーム。サポートメンバーを従え、驚きのデビュー公演。